2014/12/12
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国際シンポジウム「インタープリベント2014」開催される



 国際シンポジウム「インタープリベント2014」が、平成26年11月25日から28日の4日間、奈良県新公会堂(奈良市)において開催されました。 ヨーロッパ、アジア、中南米など、日本を含む25カ国から約300名の方々が参加されました。そのうち3分の1ほどが海外の方でした。
 
11月25日の開会式には、駐日オーストリア大使も出席されました。開会式後、まず、日本、台湾、インドネシア、オーストリア、スイスからの基調講演が行われました。
 11月26日からは、40人による口頭発表、57件のポスターセッション、10ブースによる企業展示などが行われました。また、11月27日には、現地研修が行われ、深層崩壊コースには約100名が参加し、五條市の赤谷を視察しました。地すべりと文化遺産コースには約40名が参加し、亀の瀬地すべりの視察などが行われました。
 最終日、11月28日の13:30からは、日本、台湾、インドネシア、オーストリアの研究者による2時間のパネルディスカッションが行われ、大規模な土砂災害と防災等について議論されました。
15:30からは、閉会式が行われ、その中で、インタープリベント2014実行委員会委員長から、世界に向けての提言案が示され、了解が得られました。
次いで、2016年にスイスのルツェルンで行われる、第13回のインタープリベント本会議について、スイスの環境庁次長から説明があり、多くの関係者の参加が要請されました。
最後に、共同主催者である環太平洋インタープリベント協議会会長から閉会の挨拶が行われ、閉会しました。

本シンポジウムの開催にあたり、多くの関係者から多大なるご協力をいただきました。
心より感謝申し上げ、報告といたします。


インタープリベント2014からの提言2014年11月28日 奈良市
 Recommendation from INTERPRAEVNT International Symposium 2014
28 November 2014, Nara, Japan

PDFファイル

 
 ※ この提言案は、インプリ2014の国際シンポジウムで説明され、賛同得られたものです。