2017/11/21

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2017台日砂防共同研究会(11.12~18)が開催される


 11月12日(日)から18日(土)にかけ台湾において、中華水土保持学会、中華防災学会等の主催による「2017台日土砂災害防治研討會」が行われ、日本側から国土交通省職員を含む12名の調査団員(団長:渡 正昭(一社)国際砂防協会専務理事・(一社)全国治水砂防協会理事)が参加しました。

 11月13日に中興大学にて開催された研討会では、台湾行政院農業委員会水土保持局の李正釣科長による特別講演の後、日本側から4課題、台湾側から2課題の調査・研究報告と総合討論が行われました。 
また14日の行政院農業委員会水土保持局で行われた行政官会議では、日本側・台湾側からそれぞれ3課題の話題提供と総合討論が行われました。
現地調査ではモーラコット台風での大規模崩壊地の寶來竹林(11/15)や土石流被災地の台東縣大武鄉愛國埔(11/16)、臺東縣延平鄉紅葉村(11/17)などで議論及び意見交換を行いました。

また中興大学で行われたシンポジウムの終了後、成功大学防災研究中心 陳禮仁技術顧問へ長年の日台砂防技術交流へ果たされた功績を称え国際砂防協会 阿部理事より感謝状が贈呈されました。

     
11/12
検討会会場にて
   11/13
行政官会議
     
11/17
臺東縣延平鄉紅葉村 現地調査
   11/13
感謝状贈呈
陳禮仁成功大学技術顧問と阿部国際砂防協会理事
 

全国治水砂防協会機関誌「砂防と治水241号」(2018年2月号)に関連記事を掲載予定です。