2024/1/16

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帰国報告会が開催される
〜林孝標JICA長期専門家、影山大輔土木研究所研究員による講演〜


 2023年1月15日(月)に砂防会館「立山」会議室において、JICA長期専門家としてブラジルに派遣されている林孝標氏と、アメリカ留学から帰国された影山大輔氏(土木研究所研究員)による帰国報告会が開催されました。当協会会員等から22名に参加して頂きました。
 林孝標氏からは、ブラジルで実施されている「ブラジル・強靭な街作りのための土砂災害構造物対策能力向上プロジェクト」(通称:SABO-Project)の進捗状況、今後の予定と課題等についての報告がありました。
 影山大輔氏からは、「レジリエンスとデータサイエンス」、「行動経済学に基づく公共政策立案」、「公共政策とArtificial Intelligence(AI)」についての報告等がありました。
報告後の質疑応答では、活発な意見交換が行われました。
 ご多忙の中、講演をしていただいた林孝標JICA長期専門家、影山大輔研究員及びご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

※ブラジルでは、1950年代から都市化が急激に進んだ結果、土砂災害が予想される地域が開発されに従い災害が増加しています。このため、現在、ブラジルにおいて、砂防堰堤工事実施のための技術基準類の整備や連邦・州・市の各行政職員向けの研修プログラムの開発を行うため、2021年7月から約4年間に亘る「ブラジル・強靭な街作りのための土砂災害構造物対策能力向上プロジェクト」(通称:SABO-Project)が実施されています。